今回は、特集「英国ミステリー最新作」として、2026年1月に独占日本初放送となる二作品の最新シーズンをご紹介!カリブ海からイギリスへと戻った二代目警部補のその後の活躍を描いた「ミステリー in パラダイス番外編 警部補グッドマンの事件簿」と、その「ミステリー in パラダイス」のクリエイター、ロバート・ソログッドが生み出したベストセラー小説をドラマ化した「マーロー殺人倶楽部の事件簿」。本格的な謎解きを楽しみながらも、愛すべきキャラクターたちそれぞれの物語が気になりすぎるシリーズの見どころを語っていきます。
1972年、英国エセックス州コルチェスターの生まれ。脚本家として「ミステリー in パラダイス」の制作に参加していることで知られており、2011年の放送開始から最新シーズンであるシーズン14まで、現在進行形でシリーズに携わっています。
2019年に南アフリカで制作されたドラマ「TRACKERS/追跡者たち」では主任脚本家として制作に参加。南アフリカ共和国出身の小説家兼脚本家デオン・メイヤーのベストセラー『追跡者たち』を原作にしたドラマシリーズです。
そして、「ミステリー in パラダイス」のスピンオフ作品である「ミステリー in パラダイス番外編 警部補グッドマンの事件簿」(2023-)の制作にも参加!さらに2024年から放送がスタートした、オーストラリアを舞台にしたミステリードラマ「Return to Paradise(原題)」(2024-)の制作にも参加しています。
そして、2021年に出版された『マーロー殺人倶楽部』で小説家としても成功を収めたロバート・ソログッド。その後、同作をもとに制作されたドラマシリーズ「マーロー殺人倶楽部の事件簿」(2024-)でも制作・脚本として参加しており、脚本家としても小説家としてもミステリー作家としてのキャリアを築いています。
© Monumental Television 2024
そんな、ロバート・ソログッドのベストセラー小説である『マーロー殺人倶楽部』を映像化した「マーロー殺人倶楽部の事件簿」。2025年3月に本国で放送されたばかりのシーズン2がいよいよ独占日本初放送!
シーズン2第1話では、ジュディスが、ピーター・ベイリーという爵位を持つ男性からの謎めいた相談を受けるところから始まります。ピーター卿の再婚を祝う豪華なガーデンパーティーに招かれた3人は、そこでピーター卿が懸念した通りの、新婦と義理の息子による口論を目撃することに。しかし、パーティー会場での騒動も収まったころ、ピーター卿が自宅の書斎で遺体として発見されてしまいます。事故死か、あるいは…?この町で起きた新たな死の真相を突き止めるべく、アマチュア探偵団が再び立ち上がります。
© Monumental Television 2024
シーズン1で、アマチュア探偵団を結成し、友情を育みながら目的意識をもって事件の捜査に取り組む楽しさを知った3人。シーズン2では、それぞれの人生にも変化が訪れます。
犬の散歩代行を生業とするスージーは、ついに娘の大学進学という大きな変化に直面します。もともと、離婚した夫のもとで暮らす娘とは夏の間しか一緒にいられなかった彼女。大学進学のために独り立ちする娘を応援しながらも、寂しさを拭い去れずにいます。
© Monumental Television 2024
司祭の妻として、そして子供たちの母親として多忙な日々を過ごすベックスは、夫との時間を持てないことが悩みの種。会社の役員もびっくりの分刻みのスケジュールの中で、なんとか夫婦の時間を設けようと苦心していきます。
© Monumental Television 2024
そして相も変わらずテムズ川を裸で泳ぎ、猫を愛でながら熱い紅茶を楽しみ、暇つぶしにクロスワードを考案する日々を過ごすジュディスにも気になることが。それは、別のクロスワード作家が地方紙に出しているクロスワードが、明らかに何らかの待ち合わせの暗号に使われているということ。まさかこの美しい田舎町で、人知れず犯罪が行われているというのでしょうか…?(毎回殺人が起きているということは脇に置いておきましょう)
© Monumental Television 2024
それぞれのキャラクターの変化を丁寧に描きながらも、謎解きとしての楽しみは一層磨きがかかっています。巡査部長タニカとの(ほぼ)秘密の協力関係もさらに強固になったシーズン2もぜひお楽しみください!
© Red Planet Pictures 2024
イギリスからやってきた変わり者の刑事がカリブ海の町で活躍する…というストーリーと本格的な謎解きで長きにわたって愛される大ヒットシリーズとなった「ミステリー in パラダイス」。数シーズンごとに主役が交代することが通過儀礼になった本作ですが、その二代目警部補であるハンフリー・グッドマン警部補を主人公としたスピンオフシリーズ「ミステリー in パラダイス番外編 警部補グッドマンの事件簿」のシーズン3もいよいよ日本上陸です!
イギリス南西部のデヴォン海岸を舞台に、こぢんまりとしたシップトン・アボット署の警部補に就任したハンフリーと、生まれ故郷で念願のカフェのオーナーとなった婚約者マーサの穏やかな日々を描いている本作。しっかり者の巡査部長エスター、少しおとぼけているが真面目で勤勉な巡査ケルビー、そして地元の強固なネットワークによってどんな情報でも手に入れるマーゴと共に、平和なはずの田舎町で起こる様々な難事件の解決に立ち向かっていきます。
© Red Planet Pictures 2024
それぞれの事件の謎解きももちろん楽しめるポイントではありますが、やはり視聴者としてはハンフリーとマーサの人生を見守らずにはいられません。共に人生を歩んでいくパートナーとしてお互いを尊重しながら生きていくことを決めた二人が、問題を乗り越えながら家族になっていく姿に胸を打たれた方も多いのではないでしょうか。マーサの母アンとの微妙に緊張感漂いながらも家族愛に溢れる同居生活や、シップトン・アボット署のメンバーのまるでコントのようなドタバタ具合など笑えるシーンも多い本作。
ちなみにシーズン2第一話では、州を挟んで隣の町にある警察署との合同捜査になるのですが、この警察署の刑事たちがなんとも…個性的で、そこはかとなくムカつきを覚えるキャラクターをしているので、ぜひチェックしてみてください。みなさんの感想を楽しみにしています。
© Red Planet Pictures 2024
今回は英国ドラマのクリエイター、ロバート・ソログッドが手掛けた作品と、2026年1月に独占日本初放送となる人気シリーズの新シーズンについてご紹介しました!世界的大ヒットとなった「ミステリー in パラダイス」ですが、シーズン1から追いかけていた筆者的にはスピンオフ作品も人気で、その脚本を手掛けた方が小説家としても成功を収めたというお話に笑顔が収まりません。
笑えるシーンやセリフ回しもあり、登場人物たちの人情に溢れた温かいストーリーが主軸にありながら、それぞれのエピソードでの謎解きも非常に噛み応えのある作品ばかりですので、個人的には気軽にオススメできる作品の上位に必ず名前が挙がってきます。ということで、今回ご紹介した作品の中で「まだ見たことないな」というものがあったらぜひ見ていただきたいですし、新シーズンもぜひチェックしていただければ嬉しいです。
(文:うりまる)
1月は「特集 英国ミステリー最前線」!大人気シリーズの最新シーズンが登場!
●マーロー殺人倶楽部の事件簿(シーズン2・全3話)【年間特集 世界のベストセラー推理小説 第12弾】
字幕版:1/11(日)夕方4:00 一挙放送
●ミステリー in パラダイス番外編 警部補グッドマンの事件簿(シーズン3・全6話)
字幕版:1/18(日)夕方4:00 一挙放送
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世界各国の上質なドラマをお届けする日本唯一のミステリー専門チャンネル。「名探偵ポワロ」「ミス・マープル」「シャーロック・ホームズの冒険」「ヴェラ~信念の女警部~」など英国の本格ミステリーをはじめ、「アストリッドとラファエル 文書係の事件録」などのヨーロッパの話題作や「刑事コロンボ」といった名作、人気小説が原作の日本のミステリーまで、選りすぐりのドラマが集結!ここでしか見られない独占放送の最新作も続々オンエア!
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