第3話「構想の死角」/ Murder by the Book 高層ビルのオフィスで作家が一心不乱にタイプライターを叩いていた。ノックの音が聞こえ、ドアを開けに行くと、そこにリボルバーの銃口と男の顔がのぞいていた。作家の名前はジム・フェリス。リボルバーを構えていたのはケン・フランクリンといい、二人はコンビのベストセラー作家だった。