第7話 俯く女 葉山の別荘で、男女の変死体が発見される。建設会社社員の久米和典と、10歳年上の美貌の人妻、助川志麻子だった。2人は青酸物を服毒していて、状況から判断すると無理心中を計ったと思われた。志麻子の夫は、心中に見せかけたに違いないと捜査を依頼する。