第22話 殺意の薔薇 横浜市内にあるマンションの駐車場で、長谷部浩一という35歳の医師が殺害される。長谷部は長谷部総合病院院長・長谷部史子の一人息子で、留学先のアメリカから2ヶ月前に帰国したばかりだった。現場の状況から、犯人が長谷部を待ち伏せしていた事が分かる。やがて長谷部の机の中から、「鶴見で見たことは忘れろ」と書かれた脅迫状が見つかる。