第9話「死神の矢」 金田一と等々力警部が寒ブナ釣りを楽しんでいると、突然一本の矢が2人の耳元をかすめ、続けて2本の矢が飛び去っていった。3本の矢は高見沢康雄、神部大助と伊沢透の3人が余興で放ったもので、京都の考古学者・古館博士の娘、早苗をめぐる恋のライバル同士だった。そして、晩餐が始まる古館邸で第一の惨劇が起こった。