ギャルソンヌ 男装の麗人ルイーズの事件

ギャルソンヌ 男装の麗人ルイーズの事件

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イントロダクションINTRODUCTION

2020年にFrance2で放送されたドラマの中で初回視聴率No.1(放送当時)となった話題作!
時は第1次世界大戦後の狂騒の1920年代パリ。男装をしてまで刑事にならざるを得なかったルイーズの活躍を描く、異色のフレンチ・ミステリー!

時は第1次世界大戦後の狂騒の1920年代パリ。
当時、出征した男性の代わりに、女性たちが男性が担っていた職に就き働いていたが、終戦とともに男性が復員してくると、彼らを復職させるために、女性たちが失業した。主人公ルイーズも同様に運転手の職を解かれ、どう生計を立てるべきか途方に暮れていた。ある日、刑事だった父の助手に会いに行くと、彼が警察官に殺される現場を目撃してしまい、無実の罪を着せられ追われる立場に。ルイーズは、濡れ衣を晴らすために、戦争によるトラウマによって廃人のようになってしまった双子の弟になりすまし、男装をして刑事となる。
そんな時、女性の死体が発見され、ルイーズは初捜査を開始する。被害者が画家のモデルをしていたということから、ルイーズは、当時流行していたファッションに身を包み、先進的な女性の姿となり、パリのアート界に潜入しようとする・・・。昼は男装の刑事、夜は最先端な女という二つの顔を駆使し、捜査にあたる。そして、モデル殺人事件の捜査を通して、当時の芸術界の闇、そして、父の死の真相にも迫っていく。

当時のパリといえば、“エコール・ド・パリ”と言われた、芸術家が活躍していた華やかな時代。本作でも、何気ない会話の中でパスキン、スーティンなどの名前が登場したり、また、モディリアーニ、モンパルナスのキキなども登場する。また、日本でも人気が高い、藤田嗣治と思しき人物も登場するので、アート好きには当時のパリの様子が感じられるという楽しみもある作品となっている。

タイトルとなっている「ギャルソンヌ」という言葉は、1920年代のパリを想起させる言葉で、この時代にベストセラーとなった同名の小説(このドラマとは無関係)に由来するという。1920年代に流行した少年のような髪型や服装でまとめた女性のファッションを意味するとともに、この時代に増えた、ココ・シャネルを代表とする、男性並みに活躍した女性を指す言葉として使われた。

制作:2020年 フランス/尺約65~90分×全6話/字幕版・原語:フランス語 原題:LA Garconne
監督:パオロ・バーズマン 脚本:ドミニク・ランスロット ほか
出演:ローラ・スメット(ルイーズ・ケルラック) ほか

原題:LA Garconne
制作国:フランス
スタッフ:監督:パオロ・バーズマン 脚本:ドミニク・ランスロット ほか
キーワード: #フランス
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