第16話「スズメガの羽」/ Le ali della sfinge ある朝、サルセットで銃殺された身元不明の若い女性の遺体が発見される。遺体の状態から別の場所で殺害され、体を洗浄された後、砂浜に遺棄されたことや、右の肩甲骨に蛾の入れ墨があることがわかる。検死によって弾が羊毛製品を貫通した形跡と爪に金粉が付着していたという謎が浮上した頃、蛾の入れ墨を持つ女性について情報提供を呼びかけたニュースを見たというグラチェッファから電話を受け、モンタルバーノは話を聞きにいく。