第12話 刑の執行前夜、最後の食事を前にして語る桂枝(けいし)と鄭泰(てい・たい)。部屋の外で2人の話に聞き耳を立てていた周新(しゅう・しん)たちは、彼らが罪人ではないと、改めて確信するのだった。それでは、真の下手人は誰なのか―翌日、再び事件現場を調べていると、小扣子(しょうこうし)が木の上で小さな袋を発見する。その袋には“朱”という文字が刻まれており、中には刃物と針、糸が入っていて…。