第18話 食事代の支払いを求めて、聚仙酒楼の店主が顧(こ)家へ乗り込んだ。顧杉(こ・さん)から、勘定は、ある富豪が持つと聞いていた尤達(ゆう・たつ)は、店主をなだめつつ“富豪”とは誰なのかを尋ねるも、確たる答えは得られない。怒り心頭の店主は、顧夫人が支払いを拒否するなら訴えると息巻いてその場を後にするのだった。そんな彼を呼び止めた周新(しゅう・しん)は、宴会で提供された料理の勘定書きの提示を求めるが…