第5話 フランチェスコ会士から成る皇帝側使節団と、対する教皇側使節団が修道院に到着。歓迎の食事の席で、審問官ベルナールは見覚えあるレミージョの姿に目を留める。その晩、ウィリアムとアドソはレミージョと話し、やはり彼が過去にドルチーノ派に属していた事実を知るのだった。翌日、森にいる娘に食べ物を届けたアドソはごく自然に彼女と結ばれる。その午後、ついに両使節団による会談が開催された。