第5話 言葉巧みにキャベンディッシュを説得して鎖を切るヤスリを手に入れたドラックスは、再び残忍な本性を現して逃げだす。残された者たちの間で動揺が広がり、エスキモーを探して捕鯨基地に連れていってもらおうというはかない望みにすがって数人が去っていく。残されたサムナーとオットーは、生き残るために熊を狩ることにする。交代でテントの入り口でライフルを構えて見張り続け、ついにサムナーの前に白熊が現れた。