BBCが新たにおくる“ミステリーの女王”アガサ・クリスティーの小説「ゼロ時間へ」のドラマ版!
1936年、イギリス。激しい三角関係、恐るべき女家長、そして嫉妬と欺瞞が織りなす危険な罠。
アンジェリカ・ヒューストン主演のアガサ・クリスティー最新作!
2015年から“ミステリーの女王”ことアガサ・クリスティーの小説に現代的な解釈を加え制作されたドラマを次々と放送しているBBCが2025年3月に放送した最新作!
1944年に発表されたクリスティーの小説を原作とした本シリーズは、ルイス警部、リッパー・ストリートの脚本を手掛けたレイチェル・ベネットが脚色し、原作から登場人物の一部に変更が加えられている。
1936年、イギリス。英国テニス界のスター選手であるネヴィル・ストレンジはスキャンダラスな離婚劇を繰り広げた後、元妻オードリーと一緒に、二人が幼少時代を過ごした懐かしい場所であり、ネヴィルのおばであるレディ・トレシリアンが暮らすガルズ・ポイントで夏を過ごすという、まさかの決断を下す。
元妻オードリーとの間に片付いていない件があるだけでなく、ネヴィルが再婚した新妻のケイまでもが同地を訪れたことで、当事者たちの緊張感は最高潮に達する。彼らに加えて、レディ・トレシリアンに付き添い長年の苦難に耐えてきたメイド、謎めいた紳士の従者、恨みを抱くいとこ、一家を支えてきた弁護士、好奇心旺盛な孤児、そしてフランス人詐欺師が加わり、やがて殺人事件が発生する・・・嫉妬、欺瞞、そして機能不全が絡み合う毒々しい謎の真相を解き明かし、新たな殺人が起きる前に犯人を見つけることはできるのか?
激しい三角関係、恐るべき女家長、そして敵だらけのホームパーティー。全ては…ゼロへと向かう。
レディ・トレシリアンを、映画「アダムス・ファミリー」のモーティシア・アダムス役で知られ、アカデミー賞をはじめとする数々の賞を受賞している名優アンジェリカ・ヒューストンが演じ、ガーディアン紙は“アンジェリカ・ヒューストンは、この悪魔的なアガサ・クリスティーの作品で、彼女の演技力の頂点を極めた”と本作での演技を絶賛している。
制作:2025年 イギリス/尺65分×全3話 字幕版/原語:英語 原題:Towards Zero
原作:アガサ・クリスティー 監督:サム・イェーツ 脚本:レイチェル・ベネット
出演:アンジェリカ・ヒューストン(レディ・トレシリアン)、オリヴァー・ジャクソン=コーエン(ネヴィル・ストレンジ)、マシュー・リス(リーチ)ほか
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デビューから晩年を辿る傑作12選
前夜 字幕版:1/11(日)夜9:30 一挙放送
命日 二カ国語版・字幕版:1/12(月・祝)朝6:00 一挙放送
1月12日は、ミステリーの女王アガサ・クリスティー没後50年。
そこで、命日前夜である1/11はクリスティーの人生と足跡を紹介した紀行ドキュメンタリー、そして、命日である1/12には、1920年にエルキュール・ポワロを創出する「スタイルズ荘の怪事件」で作家デビュー後、20年代、30年代、40年代、50年代、60年代、70年代、それぞれの時代を彩った代表作を映像化したドラマを一挙放送!
■ 放送エピソード
1/11(日)命日前夜
デビッド・スーシェと巡るアガサ・クリスティーの旅
アラン・カーの冒険 アガサ・クリスティーの世界
1/12(月・祝)命日
― 20年代 ―
名探偵ポワロ スタイルズ荘の怪事件(ポワロ初登場作品)
名探偵ポワロ アクロイド殺人事件
― 30年代 ―
名探偵ポワロ オリエント急行の殺人
アガサ・クリスティー 殺人は容易だ
― 40年代 ―
アガサ・クリスティー ミス・マープル 書斎の死体
アガサ・クリスティー ゼロ時間へ
― 50年代 ―
アガサ・クリスティー ミス・マープル パディントン発4時50分
名探偵ポワロ 鳩のなかの猫
― 60年代 ―
アガサ・クリスティー ミス・マープル 鏡は横にひび割れて
名探偵ポワロ ハロウィーン・パーティー
― 70年代(出版) ―
名探偵ポワロ カーテン~ポワロ最後の事件~(1943年執筆 1975年出版)
アガサ・クリスティー ミス・マープル スリーピング・マーダー(1943年執筆 1976年出版)
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