警視ファン・デル・ファルク アムステルダムの事件簿

警視ファン・デル・ファルク アムステルダムの事件簿

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イントロダクションINTRODUCTION

「名探偵ポワロ」「アガサ・クリスティー ミス・マープル」「バーナビー警部」のスタッフが、国際派英国人作家ニコラス・フリーリングの伝説的小説を、現代的アレンジでドラマ化!
活気と謎に満ちた大都会アムステルダムを舞台に、数々の難事件が繰り広げられるスリリングなミステリー!
人気英国ミステリーを手掛けた脚本家クリス・マーレイによる渾身のミステリーシリーズ、最新シーズンがいよいよ登場!

2020年4月に英国ITVで放送され、初回放送ではBBCの視聴率を上回り、同日同時間帯において英国No.1を獲得し大ヒット!
オランダ・アムステルダムで発生する事件に、いつも仏頂面で近寄りがたいが実は女性に優しい頼れるリーダーでもある警視ファン・デル・ファルクが、ファルクの右腕的存在であるLGBTのルシエンヌ、天才的分析力を持つクルーバス、食いしん坊のフリース、頼れる監察医ヘンドリックを率い、アムステルダムの街を縦横無尽に走り回り、事件を解決していく。

原作は1960年代から発表された作品であるが、本作は現代のアムステルダムならではの事件に脚色され、また、キャラクターも現代的に再構築することに挑戦している。
世界的に有名なオランダの麻薬政策の状況が垣間見える事件や、エコ先進国のオランダらしいエコ・ファッションにまつわる事件等が描かれる。また、毎年LGBTの平等を祝うイベントが行われているアムステルダムらしく、LGBTが日常的に描かれたり、さらに移民を多く受け入れていることで知られるオランダらしく、事件関係者にシリア難民が登場する。

アムステルダムの象徴である美しい運河の街並みや、オランダの画家フェルメール作品の所蔵で有名なアムステルダム国立美術館が登場。第1話では、フェルメールの作品が事件のキーアイテムとしても登場するのだが、なんと、ドラマ中登場する「牛乳を注ぐ女」他フェルメール作品は“本物”であることも見逃せないポイントだ。
さらに、ダン・ブラウンが多額の寄付をしたことがニュースとなった、アムステルダムに実在するオカルト関連の書籍の所蔵で有名な図書館(The Ritman Library)を思わせる、神秘主義関連の書物が所蔵されている図書館が登場したり、最終話では、元放送局だった施設をレストランにした、アムステルダムの街を一望できる、実在の海上プラットホーム“レム・アイランド”が事件のクライマックスの舞台として使われており、英国ミステリーでありながら、“オランダの今”を垣間見ることができるシリーズとなっている。

主演は「華麗なるペテン師たち」のマーク・ウォーレン。50代とは思えぬ軽やかなファルク像を演じている。
そして最終話で彼の悲しい過去が明かされる・・・。

制作:2020~2023年 イギリス、オランダ、ドイツ/尺約105~120分×シーズン1・全3話、シーズン2・全3話、シーズン3・全3話/字幕版・原語:英語/原題:VAN DER VALK 原作:ニコラス・フリーリング
脚本:クリス・マーレイ プロデューサー:クリス・マーレイ、ミッチェル・バックほか
出演:マーク・ウォーレン(ファン・デル・ファルク)、メイミー・マッコイ(ルシエンヌ・ハッセル)、エマ・フィールディング(ジュリア・ダールマン) ほか

原題:VAN DER VALK
制作国:イギリス、オランダ、ドイツ
原作:ニコラス・フリーリング
スタッフ:脚本:クリス・マーレイ  プロデューサー:クリス・マーレイ、ミッチェル・バックほか
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