パリジャン刑事デュパン~ブルターニュの事件簿

パリジャン刑事デュパン~ブルターニュの事件簿

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イントロダクションINTRODUCTION

大都会パリからブルターニュの田舎町にやってきた、魚アレルギーで海が苦手な殺人課の刑事デュパンが、類まれなる捜査スキルで難事件を解決!
ブルターニュに魅せられたドイツ人作家による人気小説が原作で、フランスを舞台に、ドイツ語を話すキャストによってドイツ人のために作られた異色のドラマである。
本作はドイツで2014年からスタートし、2024年に放送されたエピソードでは約600万人以上の視聴者数を獲得。シリーズが進むごとに人気が高まり、2025年には最新作も決定したドイツの国民的人気シリーズでもある。その後、フランスでも放送され、驚異的視聴者数を獲得した、独仏の両国で人気を博す驚くべき作品だ。

フランス・ブルターニュ地方に魅せられたドイツ人作家ジャン=リュック・バナレックのベストセラー小説を基に制作されたクライムミステリー。
パリからブルターニュ地方に転勤になった頑固で気難しい刑事デュパンは、パリでの都会的な生活に慣れ親しんでいる上に魚アレルギーで海も苦手、ブルターニュの田舎町でうまくやっていけるのか不安を抱いていた。ブルターニュ地方の人々もまた独特の文化や気質を持ち、生意気な態度のデュパンに対して不信感を抱いていたが、優れた能力で難事件を解決するデュパンを見て、徐々に一目置くようになる。

舞台となるフランス北西部に位置するブルターニュ地方は、英仏海峡と大西洋に面したフランス最大の半島。ルーツはグレートブリテン島から移住してきたケルト民族で、フランス国内でも特異な文化を持つことで知られている。また、海沿いには自然が作り上げたピンクの花崗岩の海岸や断崖連なる海岸線、そして内陸部には伝説の森や湖、中世の城など素晴らしい景観で訪れる人々を魅了している。

デュパン刑事の事件捜査を通じて、美しいブルターニュ地方を旅する気分が味わえるのも本作の魅力。実際に2014~2017年にドイツで放送された後、ブルターニュではドイツ人観光客が大幅に増え、2011年の55万人から2017年には82万人となった。ブルターニュの観光局のHPではデュパンが訪れた場所がリストアップされた地図が掲載されており、その足跡をたどる旅が人気を博している。

制作:2014~2017年 ドイツ/尺約105~110分×全5話/字幕版/原語:ドイツ語  原題:Inspector Dupin
監督:マティアス・ティーフェンバッハー ほか
原作:ジャン=リュック・バナレック 脚本:ゲルノット・グリクシュ ほか
出演:パスクァーレ・アレアルディ(デュパン)、ジャン・ゲオルグ・シュッテ(カデグ)、ルドウィグ・ブロッホベルガー(リワル)ほか

原題:Inspector Dupin
制作国:ドイツ
原作:ジャン=リュック・バナレック
スタッフ:監督:マティアス・ティーフェンバッハー ほか 脚本:ゲルノット・グリクシュ ほか
キーワード: #ドイツ
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